花嫁のれん館1 [温泉]
七尾の能登食祭市場から次に向かったのは花嫁のれん館と言う所。
石川県は花嫁のれんと言う文化があるみたいで、どんな物だろうと興味があり、向かいました。
こんな感じの和風の建物が花嫁のれん館になっています。
中に入ると、他にお客もいなく中にいる人が説明をしてくれました。
花嫁のれんは石川県で広がる文化で、花嫁が嫁ぎ先に送り、嫁ぎ先に入るときに飾られる暖簾になっています。
ここでは展示なので沢山部屋に飾られていますが、奥にあるのが花嫁のれんの飾り方になります。
これは仏間の入り口に部屋を隠すように飾り、お嫁さんが初めて嫁ぎ先に入ったときに、これをくぐってご先祖に挨拶すると言うしきたりが花嫁のれんになっています。
カラフルな柄は昭和や平成になってからのデザインが多いそうです。
暖簾の上部には家紋が入っています。
これは江戸時代の花嫁のれんで、色も地味な感じです。
七尾の嫁暖簾が有形文化財になったそうです。
そして明治時代の花嫁のれんは藍染めや加賀友禅が使われているそうです。
少し明るい色も使われています。
これは大正時代の花嫁のれんで鳳凰なども描かれたりしています。
鳳凰が明るい色で描かれています。
こんな花嫁のれん館はもう1回続きます。