スコーク7700 [フライト]
今回はフライトレーダーネタです。
フライトレーダーでは飛行機にトラブルが出たときに管制に対して出す信号があります。
それはスコークと言う物で、フライトレーダーではスコーク7500は無線機のトラブルになり、スコーク7700は緊急事態が起ったと言うことです。
フライトレーダーの設定でスコーク7700の時だけ通知するように設定しているのですが、世界中の飛行機が出したスコーク7700が通知されるので、見てもそんなに気にしないのですが、今回のスコークの通知ではANA88便との事でiPadの方で見てみる事にしました。
飛行機の情報を見ると宮古から羽田に向かうBoeing787-8だと判ります。
ちょうど四国の室戸岬を過ぎたあたりを飛行しています。
左側の情報を下にスクロールすると高度を落としだして、一番下に赤い文字で7700と出ています。
和歌山の白浜の手前で方向を変えています。
多分近くの飛行場に緊急着陸するために、燃料を捨てているのではって思います。
この空域で2週ほど旋回をしていました。
その後、大阪方面に向かい出しました。
ANAのWEBページで運行情報を見てみると大阪伊丹空港に着陸するみたいです。
この行き先変更することをダイバードと言い、僕は愛媛に向かうときに愛媛空港が閉鎖されて高松空港に着陸したことがありますが、かなり飛行機に乗っていても1回しかダイバードの経験がありません。
そして伊丹空港に着陸する所を見ていると、これも念に数回しかないランウェイ14アプローチになっています。
このランウェイ14アプローチは台風が日本に近づいて強風の南風の時しかありません。
普段は伊丹空港は基本ストレートでの着陸になり、伊丹空港は100回以上着陸していますが、ランウェイ14アプローチは1回しか経験したことがないです。
そのランウェイ14アプローチの記事はこちらです。
ちなみにその後どうなったかと思いANAのサイトで確認すると伊丹に到着して、飛行機を別なのにして羽田に向かったとなっていました。
今回宮古から羽田に向かうこの飛行機に乗った人は滅多にない緊急事態とダイバード、そしてランウェイ14アプローチまで一辺に経験しているもの凄く珍しい人になります(^^)
そんなフライトレーダーネタでした。