てつのくじら館3 [チョットお出かけ]
11日から14日まで心臓の右冠状動脈狭窄に対する経皮的冠動脈ステント留置術の治療の為に日本大学板橋病院に入院してきましたが、無事に治療も成功し14日の午前中に退院してきました!
その間はiPadとiPhoneしか持って行かなかったので、お越し頂いた方の所にしかお邪魔出来ませんでしたm(__)m
さて治療などのレポはそのうちに行いますが、今回は前回の続きで「てつのくじら館」の続きになります。
てつのくじら館には正面玄関に潜水艦「あきしお」が実物展示されていますが、大和ミュージアムの最終で出てきたのがあきしおになります。
そしてこの潜水艦の中にはてつのくじら館から入ることが出来ます。
中に入ると狭い通路の奥にはトイレがあります。
トイレの数も潜水艦だと限られると思うので大変だと思います。
男性で言う大小のトイレが一つずつありますが流石にウォシュレットなどと言う贅沢なものはついていません(笑)
また狭い通路を進むと現れるのが、前回紹介した
寝室で三段ベッドになっています。
ちなみに、潜水艦の中にいると昼間と夜の時間が判らなくなるので、夜は赤い照明になりこれで体内時計を調整しているみたいです。
また調理室ですが、狭い潜水艦の中では調理も一苦労だと思います
また娯楽室もありますが、工事現場の休憩室の方が立派かもしれませんm(__)m
そして1等、2等の士官のベッドですが、それでも2段ベッドです。
海上自衛隊の戦艦部隊や海上保安庁などでもこれほどの狭さの空間は無いと思います。
そして士官のベッドの反対側にあったのですが、これは何でしょうか?
その後魚雷搭載口とあり、甲板の上で搭載をするみたいですが、そこから覗くとコンピュータがありました。
そう言えば僕は最初の会社は日立で自分は本社情報管理部で日立の汎用コンピュータ(HITAC M160、M280)のOSを担当していましたが、同期が戸塚工場に配属で、仕事が魚雷発射システムを行っていました。
当時は国家機密になるので、公にされませんが、聞いた話だと潜水艦の中に日立の技術計算コンピュータHIDICが搭載されていて、魚雷にはリモコンのコードが付いていて着弾直前にコードを切ると言うローテクな魚雷でした(笑)
でも、それも30年以上前の話で、今ではレーダーでコントロールだと思います(^^)
そして中はコンピュータっぽいものが搭載されていました!
ちなみに、このあきしおのスペックですが
基準排水量:2,250t 長さ:767.2m → 76.72m
幅 :9.9m 高さ:10.2m
エンジン:ディーゼル2基、メインモーター1基1軸
乗員 :75名
となっています。
こんな横幅が9.9mとかなり狭い幅で、この中に75名の乗員がいるとは窮屈な感じだと思います。
ちなみに最新のBoeing787の客室幅は5.49mで座席がエコノミーで9席なので、色んな機材を積んだ潜水艦が生活スペースを入れても9.9mとは狭いのが判ります。
そして、あきしおは次に続きます(^^)