国立故宮博物院1 [海外]
ツアー2日目の次なる場所は国立故宮博物院!
バスだと直接中に付けちゃうので3年前に行ったときに撮影した写真ですが入り口の門になります。
この故宮博物院は中国から台湾に戦いに敗れて逃げるときに宝物を持ってきたとのことで、696,000個以上の古代の中国の人工品および美術品を所蔵していて、数ヶ月に数カ所の展示物が交換されるとのことで全てをみるのは不可能と言われています。
そして、今回故宮博物館では2016年9月~12月まで期間限定で写真撮影OKにしています。
写真を撮る際のルールは展示物が傷むのでフラッシュ禁止!とだけで3ヶ月の実験とのことです(^^)
しかし、この時期、故宮博物院の2大展示物である肉形石と翠玉白菜は台湾に出張中で今回はみることはできませんでした。
YAHOOやGoogleで故宮博物院 白菜、角煮で検索すると写真は沢山出てきますので、参考にして下さい(笑)
とは言え普段撮影禁止の物が撮影出来るので楽しみです(^^)
故宮博物院は飛行機に乗るときの保安検査みたいなゲートをくぐりブザーが鳴ると、カバンの中をチェックされて入ります。
そしてツアーガイドが無線マイクで説明しながら、その声をヘッドホンで聴きながら進むシステムで、最初に向かうのは3階のエリアです。
撮影OKでも最初はなかなか撮影遠慮しちゃいますが、少しずつ撮影してみます。
これは武器みたいですが説明が中国語と英語なのでわかりません(笑)
そして白菜が無いのでもう一つの目玉の象牙玉で、Garland of Treasureと書かれているので花飾りの宝物?
まずは壺とかもありますが、かなり古い物です。
これが何時の時期の物だかは記録しなかったのですが古い物です。
またこんな飾り物もあります。
そして今回メインになる象牙玉で故宮博物院の説明では
象牙球の製作は、まず材料となる象牙を旋盤で球体に整え、表面から球体の中心に向かって均等間隔に十四の円錐形の穴をあけた後、直角に曲がった鈎を用いて内側から外側へと自在に動く球を一層ずつ彫っていき、最後に各種装飾を施して完成となる
となっています。
これを制作する期間は当時の人の寿命が40年くらいで、細かい作業で目が見えるのが30年位なので3代にわたって制作された物らしいです。
この玉は21個の玉で構成されていて、つなぎ目が無く、全て手彫りで掘った物らしいです
その後翡翠などを削った装飾品や
こんなものもありますが、何に使われていたか判らないです
そして当時の碁で石の色が透明な緑の翡翠や青い石を使っています。
また硯とか赤珊瑚で作った物もあります。
硯以外にも細かい彫刻が彫られた物がありますが、これらは全て王の使った物らしいです。
そして小物入れも細かい細工が施されています。
今回の故宮博物院の滞在時間は1時間半ですが、その間に撮影したものを次回も紹介します。
でも説明は出来ません(笑)