ハワイフライト3 [hawaii]
体験飛行と言うよりも飛行訓練に近い飛行もそろそろ着陸に向かいます。
ホノルル空港の着陸の場合は北側からのアプローチと西側からのアプローチの二つがあります。
今回の飛行はダイヤモンドヘッド方面から戻ってくるので西側のワイキキの海の沖にでてからアプローチを行います。
Googleの地図を使って今回飛行したルートを示しますが、ホノルル空港から矢印の方向に離陸して右にターンをして天国の海近辺でターンして戻ってくるのですがダイヤモンドヘッドを越えたあたりから一端海の沖にでて着陸します
なので前回からの飛行の続きでダイヤモンドヘッドが見えてきます。
そしてダイヤモンドヘッドが近づくと左に進路を変えて海の沖に向かいます。
この頃はもうすっかり馴れて操縦をしていますが、空港が近いので管制から無線の周波数の変更が多くあります。
でも管制と交信しているのは教官になるので、僕は何もしません。
管制から指示を受けた周波数に中央のデジタル表示の無線機の変更をしながら飛行しますが、英語が喋れなくても航空管制は理解できるので頻繁に周波数を変えているのが判ります(^^)
そしてワイキキの沖でターンをして滑走路に向かいますが、まだ空港が見えません。
だんだん空港が見えてきます。
空港が近づくと雨が降ってきます。
最初に紹介した地図で海側に横に走っている滑走路が近づきますが着陸する滑走路は別の離陸した滑走路になります。
ここでフラップを入れるためにレバーを引きますが、フラップを出すのは自動車のサイドブレーキみたいなのを1ラッチ引っ張ります。
雨が結構降っています
そして滑走路を横切り少し右に旋回しながら着陸する滑走路に進路を向け、フラップを2ラッチ入れて着陸に備えます。
右に旋回しながらの着陸なので少し左側に膨らみますが、操縦桿で調整しながらフラップを最大にします。
エアスピードだけは失速させる訳にもいかないので教官がコントロールを行います。
滑走路が近づくとここで着陸に向けて少し操縦桿を引いてノーズをアップさせます。
このピッチアップの感覚が難しく、もう少し引いてと言われながら着陸にむかいます。
そしてランディング
ちなみに、普通の飛行機が着陸するときに上手な着陸って何だとおもいますか?
ショックなく降りるのとドスンと降りるのがありますが、ドスンと下ろすのが上手な着陸になります。
これは着陸時にランディングギア(車輪)のショックアブソーバーが動くことで着陸後に必要な操作を行えるスイッチが入るのでドスンとおとしてリバースなどを行いやすくします。
これは昔にJALの○桐機長が羽田沖で飛行中にリバース(逆噴射)をして墜落したのが原因で防止装置が付いたためです(^^)
さてPIPERはエンジンを最低限にして両足でペダルを踏んでブレーキをかけます。
地上滑走に移ると両足で左右のコントロールをしながら進みますが踏み間違えて右に曲がってしまいました(笑)
そんな体験飛行でしたが、終了後に貰うのは操縦訓練証書で体験飛行ではなく、訓練飛行じゃんって感じです(^^)
一応名前のma2のローマ字の部分だけモザイクなしです
そして言われたのが証明で飛行時間1時間が刻まれたと言うことです(^^)
今回のメインの企画を楽しんだハワイ4日目でした(^^)