ハワイフライト2 [hawaii]
体験飛行ですがコックピットの説明をしていなかったのでここでしておきます。
旅客機などは色んなメーターやスイッチがものすごく沢山ありますが、飛行機の基本は同じです。
今回のPIPERですが飛行しているときに見るメータは中央の6個が中心になります。
まず最初に赤枠で示したメータですが、アルティメーターと言い高度計です。
このメーターが時計みたいに短針と長針で表されていてメーターが一時半になると1500フィートになります。
次のメータは左側にあるメーターでエアスピードメータです
これはスピードメータなのですが、車のスピードメータはタイヤの回転数から速度を割り出しますが、飛行機のスピードメーターはピトー管と言うところに入る空気圧で速度を測っているので気圧とかが変わっても同じ場所にいる飛行機は同じ速度になると言う原理になります。
次のメーターは飛行機の方向を決めるメーターで、これは重要なものです。
このメーターは自分で行き先を決めるのではなく、管制から指示された数字に右下のダイヤルを回して合わせ、上部のオレンジの場所が△のマークと合わさるように操縦します。
飛行機でHeading230とか角度を指定されるとそれに併せて方向が決まりその方向に機首を向けていきます。
そしてもう一個のメータは飛行機が傾いているかなどを見るメーターで茶色の部分が多くなると下降していて水色の部分が多くなると上昇していることになります。
また青で囲まれたものは飛行機の左右の傾きで一つの印が10度の傾きになります。
今回旋回するときに最大30度で旋回しました(^^)
とりあえずこの4つのメーターだけ見ていれば飛ぶことが出来ます(^^)
さて飛行機はラニカイビーチからカイルアビーチに沿って飛行します。
iPhoneで撮影するとこんな感じですが、雨雲が迫ってきているのが判ります。
行ける所まで行って、そこから引き返すとの事です。
カイルアビーチを飛行していると先にマリンコーベース(海軍基地)が見えてきます。
この日は日曜で海軍も休みなので上空を飛べるとの事です(^^)
その先にはハワイで天国に近い場所と言われるサンドバーが見えてきます。
このサンドバーは船で向かい、海の上を歩けると言う所です。
このサンドバーでUターンをして引き返します。
バンク角度30度でターンをするとマリンコーベースがこんな角度で見ることができます。
その後来た空路を戻ります。
きたときとは反対のカイルアビーチです
そしてラニカイビーチと飛行を続けます
そして次回はいよいよ着陸まで操縦をします。
飛行機の操縦で一番緊張する着陸ですが、それは次回のお楽しみです(^^)