下呂温泉・飛騨高山・白川郷の旅 妻籠の宿 その2 [国内旅行]
前回は重要文化財になっている林家の入口で終わりましたが、この林家はこの妻籠では本陣と脇本陣になっていた所で、本陣より脇本陣が大きな家で見学をします。
この林家ですが、代々脇本陣・問屋を勤めた家で、現在の建物は明治10年にそれまで禁制であった桧をふんだんに使い、 当時の粋を集めて建てたものです。
また、島崎藤村の初恋の相手「ゆふ」さんの嫁ぎ先でもあるそうです!
そして入口は門から少し下がった所にあり
庭には手入れされた松の木もあります。
入場料を払うと見学者は僕一人でここを管理している案内の方が写真も撮影して良いですとの事で色々撮影をします。
脇本陣の入り口を入ると土間があり、いろりに火を入れてくれました!
また僕が座っているところは、当主が座っていた場所で、当主以外の場所は板張りになっていて蓙が引かれています。
また室内を案内してもらうのですが島崎藤村の自筆の歌が書かれていて、初恋のゆふさんへの思いが書かれています
また、ここは明治時代になり、明治天皇が訪れた場所らしいのですが、その時の明治天皇は靴を脱がずに家に入ってきて、靴はサーベルなので急遽椅子とテーブルで向えたとの事です。
その時のテーブルの裏に、その時の事が記載されています。
そしてこの家の2階には神棚があるのですが、伊勢神宮の内宮をここに呼び寄せたとの事です。
また家の中にも色々飾られていて
壁の板にも絵が描かれています。
その後展示室を見ると当時の明治天皇が来たことが記録されていて、このヒゲは明治天皇です(^^)
その下には当時の明治天皇が訪れた時の風景が描かれていますが、江戸時代の参勤交代を少し現代版にしたみたいです(^^)
脇本陣を抜けてその向かいにある本陣にむかいます。
本陣は脇本陣より綺麗な入口です。
そして本陣に入るとやはり囲炉裏がありますが、当時の暖房はこれだけだったのです。
そして釜戸(現代の漢字にしています)があったり
墨絵が飾られた間があったりします。
はいはい、言われなくても入りません(笑)
そんな妻籠の宿の本陣と脇本陣でしたが、この2つを見ていたら集合時間になっちゃいましたので慌てて戻ります。
と言うのも本陣でもこれだけの広さで脇本陣はこの倍くらいあるので1時間では見きれないです(^^)
そんな妻籠ですが次回はもう一つの宿に向かいます(^^)