長崎ツアー 唐人屋敷 [国内旅行]
長崎は1635年から中国との貿易を行っていて、新地に前回紹介した中華街が発展したのですが、渡航した唐人(中国人)が増えたので、出島と同じように唐人を集めるために屋敷を作ったのが唐人屋敷と言われて、中華街のすぐ横にあり福建通りの入口にはこの様な門も新しく作られています。
そして最初に見学するのは土神堂というもので、1689年に建てられ、その後火災や原爆で焼失したのですが、1977年に再建された物です。
隣や前は普通の民家や商店があり、一角だけ雰囲気が違います。
門をくぐると中国風の建物が現れますが、庭は日本庭園みたいな石の橋とかがあります。
その後、次の場所に向かうと長崎らしい裏道で、坂の町と言われる長崎ですが、階段とか坂が続きます。
そして横は銭湯だと思うのですが、看板の中国語がわからないです(^^)
そしてこちらは天后堂と言われるもので、南京の人が航海の安全を祈願して天后聖母を祭った物だそうです。
内部はこんな感じになっています。
そこから数分歩くと観音堂と言われる建物があり、 このアーチの門は建設当時の物が残されているそうです。
この観音堂は1737年に建立、一度焼失をしたが1787年に再建され、現在の建物は1917年に当時この地に居住していた中国人商人によって改築されたもので、中国の煉瓦作りになっています。
そしてこちらは福建会館の裏口ですが、表の入口を探すのに手間取ってしまいました(^^ゞ
その後、建物を回り込んで、民家の間に入口を発見、階段の上に門が建立されています。
この唐人屋敷にはこれら4つの建物が残っていますが、原爆で残ったのは天后堂とこの門だけで他は再建された物になります。
下の写真は福建会館の建物です。
中華街や唐人屋敷を見ていると、そろそろツアーの集合時間で、1時間半の自由時間が終わりになります。
次は長崎の有名どころにツアーは向かいます(^^)