修行の旅 [フライト]
飛行機に乗りマイルを集めたりするマイラーの中に、修行と呼ばれるものがあります。
日本の航空会社の中で、マイル以外に別なポイントがありANAではプレミアムポイントと言い、JALではフライオンポイントと呼ばれるもので、距離以外に運賃区分などでもらえるポイント数が変わる。
このポイントは毎年1月から12月までの積算で、そのポイント数や搭乗回数で翌年のステータスが変わり、12月を過ぎると0クリアされてしまう。
僕の場合はANAは最高ステータスのダイヤモンドで、スーパーフライヤーズメンバーにもなっているのでANAではポイントを稼がなくてもラウンジ使用や優先搭乗などが会費を払うだけで更新出来る。
しかしJALはCRYSTALメンバーで、あまり特典が無い。
そのひとつ上のサファイアメンバーになるとJALグロバールクラブに申し込めるので、ANAのスーパーフライヤーズと同じ特典が受けられるのだ。
この様に、このポイントを稼ぐ為に飛行機に乗ることを修行と呼んでいます。
僕は会社の出張や、プライベートなお仕事で飛行機に乗ることが多く、出張をJALに変えて、修行を入れれば多分サファイアになれそうなので、今回はポイント稼ぎの単なる修行です。
羽田に到着し、保安検査場を通過するのだが、JALの場合、専用ゲートからの優先保安検査場を使えないので、一般の保安検査場から入ると
羽田の第1ターミナル、セキュリティエリアに伊勢丹がオープンしていた。
お店を見る時間はあまりないので入り口看板を撮影
これからは早めにセキュリティエリアに入っても色々見れるので一直線にラウンジに行かなくても楽しめそうです。
さて、今回向かうのは
とかち帯広空港で、帰りは新千歳から帰って来るスケジュールでまさにタイトな修行の旅
とかち帯広空港からはバスで帯広駅に向かい、JR北海道で新千歳に向かうと言う結構タイトな予定。
さて、搭乗し離陸すると外は雲だらけで、ブログシリーズの空路紹介も撮影出来ないので飲み物サービスが始まると空港で購入したカツサンドを頂く事に。
北海道に向かうのに、花畑牧場のカツサンドかい!と言われそうだが、初めての購入。
コーヒーのカップに比べてカツサンドの小ささが判る。
田中義剛が商魂たくましいのか、この3切れで760円はぼりすぎでは無いだろうか? 花畑牧場の商品は大きさの割に結構高い事が多い。
そんな事で外を見ていると北海道に近づくにつれ天気が回復し、襟裳岬を左に見ながら着陸態勢に入っていく。
襟裳岬がうっすらと見えるだろうか?
とかち帯広空港に着陸するとバスの時間まで殆ど無く、慌ててバスに飛び乗り帯広駅に向かった。
しかし、ここで、もうチョット調べてスケジュールを組めば良かったと思ったのは、バスから外を見ていると空港のそばには「幸福駅」や「愛国駅」などあり、旧駅舎や観光ポイントは多かったのだ。
そんな後悔をしながら帯広駅に到着し、ネットで予約した列車のチケットを受け取りホームに向かう。
ホームで待っていると、予約した「スーパーおおぞら」が入線してくる。
今回は、撮影も予定していなかったので、持って行ったカメラはFINEPIX S4000で30倍の望遠コンデジで、望遠レンズで言うと600mm以上になるのだが、30倍だとこのレンズの特性か歪みが出てしまう。
400mm位にすると、なんとか使えるレベルになるのだがフォーカスが合うまでに時間がかかるので、飛行機撮影には不向きかもしれないカメラです。
列車に乗り、向かうのは南千歳駅!乗車時間は2時間弱なので駅で購入したお馴染みのサッポロClassicを飲む。
車内はグリーンで一人掛けと二人掛けが途中で入れ替わると言う、面白い構成になっている。
そして車内案内の電子掲示で面白かったのは停車した駅と次に停車する駅のどこら辺を走っているかが判る表示!
掲示板の左側には車掌のマークがあります。
この後、南千歳で乗り換えて新千歳経由で東京に戻ってくるのですが、それは次回に続きます(^^ゞ