岡山城 [お城]
今回紹介するお城は岡山城で、戦国時代に備中、備前美作に進行した宇喜多直家が、旭川沿いにあった石山城に入城・改修し、直家の子である秀家が石山城を取り囲む形で城郭を作ったのが岡山城の始まりとの事です。
現在の岡山城は第2次世界大戦で焼失したものを昭和41年に天守閣が再建されたもので、その時に鉄筋コンクリートで基礎が作られているので、中に入るとビルの中みたいな感じもします。
岡山城の場所は、JR岡山駅からは1Km程離れた場所にあり、旭川をはさんで岡山城と日本三名園として知られる後楽園が観光ポイントとなっている。
さて、岡山城への入り口は岡山城と後楽園を結んでいる月見橋がある馬場口門と目安橋から内下馬門を通る方法があるが、今回は目安橋側から入城することにした。
岡山城はその色から漆黒の烏城(うじょう)とか金烏城(きんうじょう)と呼ばれている。文字自体はカラスと書いているのだが、松本城も烏城(カラスじょう)と呼ばれているので、岡山城はうじょうと呼ばれている。
不明門を抜け、石段を上がると天守閣にでる。
訪れたのは、昨年の4月でちょうど、桜が咲き始めた頃だったので、木々の緑も鮮やかになってきていた。
岡山城は初めて見たのですが、他のお城と比べて違和感を感じた。
何故だろうと考えたのだが、多分それは白い漆喰の塗り壁が天守閣には無く、木造の壁が違和感の原因かも?と思った。
お城の天守閣から外を見ると鮮やかな金の鯱がのっているが、これは創建当時の岡山城には金の鯱があり、金烏城と呼ばれていたとの事で、平成8年に築城400年を記念して鯱に金箔を施したとの事です。
その後、後楽園に向かう為に月見橋に向かう馬場口門へ向かう
城外に出ると、岡山城の創業家である宇喜多家の家紋が入った石碑をバックに岡山城を撮影。
岡山城は岡山駅からも近いので、少し時間があったら出かけて見るのと良いと思います。