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京都のしきたり [京都]

今使っているPCが不安定で、良くOSが落ちたりするので、そろそろ新しいPCに替えようとWindows7のマシンを買ったのだが、データ移行が大変で今移行中です。

その為、京都の写真が無いので今日は文章だけで書いて見ます。

京都では5大花街がある。有名なのは祇園甲部だが、京都の花街の始まりは北野天満宮のお膝元にある上七軒の花街が始まりと言われている。

花街にはお茶屋があり、その殆どは一見さんお断りと言う敷居の高い世界だ。僕は偶然祇園甲部のお茶屋さんに行く機会があり2年前にお茶屋デビューをした。

デビューはしたものの、お茶屋さんのしきたりと言うか慣習では現金でのお金のやり取りをしないのでその場はツケで、月末に引き落とされるような口座を作るのだが、僕はまだそこまで行っていない。

お茶屋さんは1回いったからと言ってその後は何時でも行けるわけでは無く、多分10回以上通うとお茶屋さんとの口座が出来るのだろうが、そんなに行く事もないと思うので一見さんに毛の生えた様なものだろうか(笑)

さて、そのお茶屋さんで舞妓さんや芸子さんと話したときに聞いたのだが、それは一般社会人にも通用するのでこれから幾つか紹介して行こうとおもう。

まず最初は靴で、お茶屋さんなんかは特別な場所だが、靴を脱いで入るお店に行く時は靴は綺麗にして行く事を心がけると良い。

特に下足番さんがいるようなお店では下足番のかたがお客の靴をみて、そのお客を判断して芸子さんなんかに後からその人となりを伝えりするとの事。

また、下足番さんがいるお店では靴を脱いだ後は決して靴の向きを変えたりする必要は無い。良く靴を脱いでから自分の靴を入って来た方向に向け直す人は多いと思うがお茶屋を含めて下足番さんがいるお店では、靴をしまったりするのは下足番さんの仕事で、そこはスマートにそのまま上がるのが良いとのことです。

つまり、粋に靴を脱ぐ場面を覚えておくことも必要と教わった。

ちなみに、教わったのが10代の舞妓さんからでした(笑)