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3度目の祇園祭り その2 [フライト]

前回は京都祇園祭宵山までを書いたが、翌日は山鉾巡行。

昨年行った時は見る場所も判らずに朝8時頃に京都に入り一カ所で張り込んで見たが、今年は少し慣れたのと、宿泊が知恩院の和順会館と言う事もあり、9時から山鉾巡行が開始されるのだが、8時に起きて食事を頂く。

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和順会館は知恩院がやっているので、朝は完全な精進料理(^^) お漬け物や湯豆腐、お新香などでご飯を頂いたが美味しかった。

そして9時にチェックアウトして向かったのは河原町通り。

予想通りまだ見る場所が結構空いている。 昨年は大丸のそばで見たのだが籤あらためなどで進むのに時間がかかるとわかっていたので見る場所では遅い時間でも大丈夫と判っていたからだ。

河原町商店街の代表の人たちが陣取っているテントの後ろで待っていると10時に最初の長刀鉾がやってきた。

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長刀鉾は祇園山鉾のなかで籤を引かずに、必ず一番最初に動き出す山鉾でその特徴は鉾の上に乗っている稚児が唯一の生稚児という鉾だ。

ちなみに、この稚児になるには○千万円近いお金が動いているとの噂があるが真実は(^^)

この長刀鉾以外は全て人形になっている。

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これは孟宗山と言われる山で日本人画家の絵を使っている。山鉾では周りを飾っているタペストリーは物によっては200年前の物だったりして、それを更新しながら現代に繋がっているというので、歴史を感じる。

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そして綾傘鉾だが、この鉾は徒歩の傘鉾として応仁の乱以前のふるい鉾で、最初の頃の山鉾の姿をのこしていると言われるものだ。

棒振りの踊りで、顔を隠して神化した踊りをするのが特徴だ。

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これは菊水鉾の上部だがここの特徴が各鉾の象徴になっている。最初の長刀鉾は先端に長刀がついている。

また祇園祭りのもう一つの特徴は各山鉾でちまきを提供している。このちまきはお餅とかは入っていない厄除けの飾りだが、山鉾町で厄除け以外のいわれがある。

初心者の僕は祇園祭りの祭祀である八坂神社でちまきを購入した。

ちまきは玄関の外に飾ることで厄除けが出来るとの事で、京都の街並みを歩くとちまきが付いている家が多数ある。

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僕も家の玄関に飾ってみた。

東京の中でちまきを付けている家が何軒あるかわからないが、少し京都化した家になった(^^)


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コメント 2

白

ちまきの御利益でma2ma2さん宅は向こう1年は安泰ですね^^。
by (2011-07-19 17:47) 

ma2ma2

昨年は京都で肋骨3本折るケガをしたので、京都のちまきで厄払いです(笑)
by ma2ma2 (2011-07-19 21:40) 

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